最近は大前研一のコラムを目当てに日経BPの時評サイトをよく見ているのですが、田原総一郎のコラム、「子どもとの交流で感じた政治家とのギャップ」もなかなかおもしろいなと思いました。
http://www.nikkeibp.co.jp/article/column/20090703/164887/
70代は敗戦後の悲惨な状態を知っているから、豊かになったプロセスを知っているから、今の時代を恵まれていると感じます。しかし、今の小学生にとってはその経緯を知らないから、恵まれているとは感じないわけです。実際のところは、家庭間でも貧富の差が広がっており、現に2割ほどの家庭はなんらかの補助を受けているとのことです。恵まれているという数値がでないのも、そういう現実をしっているがゆえのリアルな結果が表れているのでしょう。ようは、70代のような層の発言力が強く、下の世代の声が聞こえていないために、主張にすぎぬことがさも一般常識かのごとく扱われてしまっている。物事は多面的に考える必要があるのでしょう。
また、若干話が変わりますが、最近の大学生のレベルが下がっているということも良く聞きます。これも考えてみたら当たり前の話で、今は少子化で全入時代です。いってみれば、昔は学力が足りなくて大学に入れなかった層が今は入れるわけです。大学生の採用枠が減っていない以上、平均点が落ちるのは当然。本当に学力が低下しているかを判断するには、その世代の上位何パーセントというサンプリングを行わない限りわからないでしょうねえ。
そんなわけで、声の大きな人の言うことを鵜呑みにするのはやめましょうということでした。